〜主人公はあなた〜の経緯

私が座右の銘、好きな言葉としてプロフィールにも書いている言葉をあらためて紹介したいと思います。
一燈照隅万燈照国(いっとうしょうぐうばんとうしょうこう)
私がなぜこの言葉を好きかというと、仲間がいるから物事を成し遂げていける、仲間のためにみんなで頑張っていく。そんな想いが込められた言葉だからです。
日本は古くからもともと民主主義の国です。その文化を大切に全員の手によって街を作っていきたいと考えています。

またもう1つ福沢諭吉さんの言葉で『立国は私なり 公に非ざるなり』というものがあります。
公だけがやるのではなくて、一人一人が主役になってやっていくんだ。それが国づくり(まちづくり)だ。という意味です。
『公』というのはまとめて代行するだけであって本来の主役は一人一人の皆さんです。
だからこそ、過去の岡谷市議の時と同様に話を聞く機会を多くできるような姿勢で市政をすすめていきたいと思います。

■友育ちのまちへ

働き手、担い手、産業振興、商業、観光、岡谷市の振興全てに繋がってくるからこそ第一のマニフェストとしました。
街の賑わい、活性化、街に人がいなければ活気も賑わいも生まれてきません。
人口減少、人口対策は成果が出るまでに時間がかかることだからじっくりと改善していく部分だと考えます。

国もこども家庭庁をつくって、異次元の少子化対策をすすめていますが岡谷市においてはお金を配っても子育てをする受け皿が不足しているのが現状です。

・まずは安心して子育て出来る環境づくり

子どもを預けられない。教員も不足している。
受け皿の確保、子育てするための環境整備が第一に大切です。
子どもを預けることが出来れば安心して働ける。長く働ければ家庭も潤います。
そういう好循環を作って、「子どもを育てることが出来そうだな」という安心感を醸成していきたいと考えています。

いくらお金があったとしても、子育てできる環境がなければ産みたいと思えませんよね。

1人目を育てている最中だけど、ちょっと2人目は無理かもしれないな・・
とブレーキがかかってしまう部分を取り除いていきたいと思います。

そうしたサポート体制を徐々に改善していくことで5年10年20年30年先の岡谷市を担っていってもらえる基礎を作っていきたいです。

・現代の働き方に合わせたサポート体制を!

今までは昼間あずけられればいいってスタイルだったけど今は働き方も様々です。
夜に働いている方も沢山いらっしゃいます。
女性の社会での活躍を求めるのであれば、受け皿の確保は必須です。

託児所的な施設の増加ももちろんのこと、民間でそうしたサービスを行なっている企業には補助を広げていきたいです。

現状岡谷市内にも三歳児未満の子どもが800人くらいいますが、保育園で預かっている人数は200人くらいです。
共働きがスタンダードな時代で預けたいのに預けることが出来ないという人が沢山います。

働きながら子育てが成り立たない。という状態を地道に改善していきます。

・おじいちゃん、おばあちゃんに頼れない人も安心できる環境を

今はおじいちゃんも、おばあちゃんも60代でとても元気な時代です。
かつては60歳で仕事を辞めていたので預けやすかった部分もありましたが今は70歳まで元気に働く時代です。
かつては祖父母に預けることが出来たこの60歳から70歳までの10年間の空白を、自治体としてサポートしていきたいと考えています。

・岡谷市に新たな家庭を増やしたい

またマッチングの機会として恋活・婚活のパーティイベントなどは継続して行なっていきたいと思っています。
合う合わないはもちろん本人達の判断ですが、そうしたマッチングの機会は増やしていきたい。
微力ながらそうしたお手伝いやっていけたらと考えています。

■健康貯金のまちへ

『いつまでも健康でいようよ』 というシンプルですが非常に重要なテーマです。

健康でいても常に何かしら薬を飲んでいる人は珍しくありませんが、できる限り薬に頼らない、自分のパフォーマンスをアップするという健康寿命を長くすることをテーマとしています。
自治体としても介護医療、福祉の分野での支出が大きな割合を占めることは懸念されており、可能な限り改善していきたい分野ではあります。

・スポーツ推進と楽しめる仕組みづくり

現状でも1人1スポーツを推進いしていますが、スポーツやってる人は30%くらいです。
では楽しんで能動的に健康づくりを行なっていくとしたらどんなことが出来るか?

例えばですが体育館を使ったらマイナポイントを付与して貯めることが出来、それで買い物ができるなど。
メリットが感じやすく楽しめるものも良いのではないでしょうか?

近年では諏訪湖のまわりも整備が進み、素晴らしいロケーションを活かして健康づくりも楽しめる環境が整ってきています。
そうした自然の資源も活用して健康促進を絡めていきたいと考えています。

・健康は楽しく生きていく重要な要素

行きたくて病院に行くわけではないし、受けたくて介護を受けているわけではないと思います。
具合悪ければ遊ぶこともできないし、ちょっと気分も落ちてしまう。
長寿の長野県だからこそ、楽しく老後を過ごせるように前向きに健康寿命を上げていこう。
そんな風に市民の皆様にも捉えていただけると嬉しいです。

老後を楽しめるようにするためには健康はとても大切なことです。
孫が成人しても一緒にご飯を食べに行ける。ひ孫の成長も一緒に楽しめる。
そんな楽しい老後のための健康貯金。

『スポーツをしなきゃ』という義務感ではなくて、『身体動かすのって気持ちいいよね』
そんな風に楽しんでもらえる環境整備やメッセージ出しをおこなっていきたいと思います。

■財産を生かすまちへ

岡谷市は大きな会社から小さな会社までたくさんありますが、そうした会社は地元の人たちが立ち上げて頑張ってきた側面が強い街です。

・補助とサポートのより一層の充実を

従来どおり働く場と企業が潤ってなければ街は潤っていきませんから従来の補助金、工業活性化補助金などの支援に加え、デジタル化もサポートしていきたいと考えています。

特に小さい企業でも活用できるような補助やデジタル化などを促進させていきたいと考えています。
プラスアルファとして事業継承、合併やM&Aなどのマッチングの場の提供なども含めて生産性、稼動性アップも行なっていきたいです。

・コロナ渦からの復活、観光資源の再発掘を

サービス・観光産業はコロナで大きな打撃をうけているので、一早い復興が必要です。

しかし地元の方も含めて『岡谷市は観光する場所が少ないよね』という声が多いのも事実です。
だからこそ岡谷市の魅力の発掘が必要です。埋もれてしまった資源の再発掘を官民連携で行い観光を促進していきたいと思います。
大きな箱物や公園の活用方法の多角化、大型イベントの周知など岡谷市に出来ることはまだまだ沢山あるはずです。

・なければ作る。意義のある土地活用の促進

工業産業の部分では、企業流出は防げても誘致が弱いのが現在の特徴です。
工業用地を確保することによって外から招き入れられる環境も作っていきたいです。
例えば県では高校の統廃合も進んでいますから、そこを工業用地として使うのも1つのアイディアです。
これから人口が減ることによって空いてくる土地が出てきますから、そういう場所を集約しながら活かしていくのが必要です。

岡谷市は土地がないと言われているけどあきらめちゃいけない。なければ作るしかないという姿勢で臨みたいと思います。
遊んでしまっている農地なども含めて再開発をしていきたいです。
企業誘致をすればそこには人がついてきてくれます。例えば100人の従業員数の会社があれば100家庭になる場合もあるわけです。

岡谷市で家庭を築きやすい様に、今眠っている土地を活用することは常に念頭に入れておきたいと考えています。

■賑わうまちへ

現在ララ岡谷の解体という大きなプロジェクトが進んでいます。

・まずはコストカットの努力を

非常に大きな予算がかかり、岡谷市が国からお金を借りて工事を進めていく予定です。
ここに関しては少しでも市から持ち出しが減る様な補助を国に求めていきたいと思います。
岡谷市も財政が楽なわけではないので、他のことにも影響が出てくるためです。
直近で必要なのはコストカットがどこまで出来るかということだと考えています。

・駅前を賑わすためのアイディアを

解体には時間がかかるので、その間に市民の声を吸い上げながらどう使うかを検討していきたい。
駅周辺が賑わっているのは大切なことですからどう開発していくのかアイディアが必要です。
人が集まるのであれば箱物が必要だし、無駄な箱物ならばあってもしょうがない。
そこは議論を重ねて市民の皆さんにも納得してもらえるよう議論をしていきたいと思っています。

市民全てと話ができるわけではないけれど、公募、審議会の立ち上げなどを行なって交流をしていくなかで答えを見つけていきたいと思います。
箱を作るとしたらそれはそれでお金がかかるし、運営も官民でどう協力していくかを見ていかないといけません。
岡谷駅前を目当てに訪れてくれる様な目玉になるもの。そういった発想で再開発をしていきたいです。
・駅前から観光資源へ繋げていく
例えばやまびこ公園のスカイラインミュージアムに県内外から多くの人が訪れているのは意外と知られていません。
やまびこ公園もすごくいいところなのに地元の人もなかなか魅力を感じられていない側面があります。
あれだけ広大で整備された公園ですから、昨今のキャンプやグランピング活用も充分に考えていけると思います。
これは1つのアイディアですが、既存の観光資源を再発見・開発することで岡谷市に遊びにきてくれる人を増やしていけるよう動いていきたいと思います。

◆足腰の強いまちへ

・被害を最低限まで抑える災害に強いまちづくり。

令和3年8月の川岸での豪雨災害、平成18年7月の湊での土砂災害は想定外の雨が起因になっていることが多いです。
そして周期的にそろそろ起こるのではないかという地震のことも気にかけていないといけません。

災害がありそうな場所を避けながら生活していくことも大切です。
レッドゾーン(現在はあらたに住むことは出来ないエリア)に何億もかければ住める様になるところもあるけれど、場合によっては交渉を行なって
そうした場所の住民の方が引越せる環境を整えた方が良い場合もあります。

・予防と啓蒙で事前の準備を怠らない

国土強靭化地域計画も活用しながら整備するところは整備して予防、防災することが大切だと考えています。

もちろん予測できないことがいきなり起きることも考えられますから、防災意識の啓蒙や訓練の機会も増やしていきます。